HOME>新薬 海外>C型肝炎「Viekiraパック」~海外・C型肝炎「Viekira(ヴィエキラ)パック(ombitasvir、paritaprevir、dasabuvir)」~海外
承認申請:アッヴィ社(AbbVie)
承認国:米国(2014/12/19)
有害事象:吐き気、睡眠障害、疲れ、かゆみなど
適応:肝硬変を含む慢性C型肝炎ウイルス(HCV)遺伝子型1感染症
禁忌:肝臓が適切に機能することができない患者に推薦されません(代償不全化した肝硬変)
この薬は、4種類の薬を飲むことになります。ritonavir、ombitasvir、paritaprevir、dasabuvirの4つで、ritonavir、ombitasvir、paritaprevirの3種類は1つの錠剤になっている合剤です。
病気の状態によって、薬を追加したり減らしたり、または、服用期間も12週だったり24週だったりします。
奏功率は、推奨された投与で91%~100%でした。
情報ソース:FDA(米国食品医薬品局)
この薬はとても高価なのだそうです。米国では12週分で約1000万円です。仮に日本で治療できるとした場合3割負担としても333万円になります。日本では承認されていないので現実的にはアメリカに行って治療することになりますから、入院費、渡航費などを含めると相当な金額になるのでしょうね。
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