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タビガトラン等新抗凝固薬の日本での服用報告

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脳梗塞患者の再発予防薬として2011年に承認されたタビガトランは経口新薬ですが、これまで使用されていたワルファリンと同等の安全性や有効性が認められています。
その他にも、2012年にリバーロキサバン、2013年にアピキサバン、2014年にエドキサバンの新薬が承認されています。
しかし、医療現場での抗凝固薬の使用は、ワルファリンが過半数を占めていて、年々新薬の服用が増加しているものの確定した使用方法が定まっていません。
タビガトランは、急性脳梗塞や一過性脳虚血発作で、しかも非弁膜症性心房細動を有している患者に使用できる薬です。

研究では、2011年9月から31ヶ月間の新薬服用1192例の追跡調査をしました。院内死亡例を除く1165例では、ワルファリンの服用が過半数を占めていますが、自立して退院できる患者に限れば新規抗凝固薬の割合が6割近く(ワルファリン=41%、タビガトラン=28%、Xa阻害薬=30%)に達し、逆にベッドから離床できない重症の患者ではワルファリンが8割近く(ワルファリン=78%、タビガトラン=0%、Xa阻害薬=8%)となっています。
これらの結果は、高額な薬代・経口できない重症患者・服用規則に合致しない時期や施設の影響が現れているそうです。

新薬を服用した患者では、一過性脳虚血発作患者で発症2日後(中央値)、軽症脳梗塞で3日後、中等症で4日後、重症脳梗塞で5日後と、国内では発症後の相当早い時期から新薬の服用が始まっています。
しかし、これらの患者のうち急性期病院入院中に重大な出血合併症を起こした患者はわずか1例(消化管出血)で、抗凝固薬に不可避と考えられてきた頭蓋内出血が急性期には1例も起こりませんでした。
新規経口抗凝固薬は、脳梗塞急性期から使い易い薬であるようだとしています。

情報ソース:国立循環器病研究センター

タビガトラン服用による出血は分かっていましたが、予想より高い出血率であるとする報告もあります。
これは、日本での上記の調査と異なる見解となっています。
早く患者の状態に適した薬を選択できるようになると良いですね。

関連記事  タビガトランは出血率が予想より高い

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テーマ : 薬・医者・病院等
ジャンル : 心と身体

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